叔父までの面倒を見る羽目に

うちの親父や実家の件が、何とかひと段落したあとに、一時期おいて、また僕の携帯電話が鳴り響きました。

民生委員からの電話

電話に出たところ、福岡の民生委員からの電話でした。

叔父が失禁しながら、徘徊をしていているとのことで、すぐにまた福岡に来てくれと連絡がありました。

実家を売買したときに、1LDKのアパートに引っ越しをさせ、同じくらいの年の彼女がいたので、一緒にさせたことを思い出しました。

彼女の方は、認知機能が落ちていて、やや鬱状態でしたが、叔父ととても気が合っていて、一緒に住んでいたりしました。

叔父はアルツハイマーを若干発症していましたが、当時は難なく彼女と一緒に買い物に行ったり生活していたという記憶があります。

だから僕としては、このままの状態で幸せの人生を歩んでもらいたかったのですが、僕と同じ姓を持っている叔父の行動責任も僕にあるようでした。

ですので、あの意地悪ばあさんでないけど、叔父の姉だった叔母に何とかしてもらいたかったのですが、また言ったら言ったで、口癖のように「あんたの責任でしょう!」でキッパリ言われました。腹が立つけど、また何とかすることにしました。

話は前後しましたが、民生委員の方から、いろいろと説明があり、このような叔父の状態なので、近くの老人施設に入所させた方が良いということになり、探してもらったところ、なんと近くに空きがある特別養護老人ホームがあったのです。

しかし、老人施設に入れるには保証人が必要なのです。

僕は大阪にいて保証人にはなれなかったのですが、叔母は保証人になれるとのことでしたので、何回か掛け合って、こういう叔父の状況なので、保証人だけにはなってほしいと言ったところダメとのこと・・

理由としては、叔母の旦那が許可をしないとのこと・・

何せ近いと言っても車で都市高速を使っても30分はかかる場所にあるので、何か叔父に異変があったときに叔母は遠いところに住んでいるので責任が持てないとのこと・・

もっと近いところに老人施設があれば、保証人になれるとのことでした。

僕は思いました~もっと近いところに施設があればいいんだなぁと・・

しかし、こんなに老人が多くなってきた時代で、多くの老人が施設が空くのを何年も待っているのに、例え空いていたとしてもすぐに入所することは不可能です。これが現実なんですね~

特別養護老人ホーム見つかる

nursing home, templin, uckermark

今回も非常に困ることになったのですが、叔母の家が福岡の田舎の山の方にあり、たびたび僕は行ったり来たりをしていたんですが、

たまたま偶然にも目新しい甲板が立っていることに気づきました。それは新しい老人ホームが叔母の家の同じ区内にできることになり、入所者募集という甲板でした。

それも高級老人ホームでなく、特別養護老人ホームでした!これで叔母の言われる条件は全て整いました。

すぐさまにこの件を叔母に話し、気持ち良く叔父の保証人の了解を得るに至りました。本当に良かったです。

全てが上手くいきました!自分でいうのは、おかしいかもしれませんが、自分の運の強さに驚くばかりです!

その後、難なく叔父をその新しい老人ホームに無事入所させ全てやり遂げたかと思いました!

叔父が施設で亡くなった

white rose, all the saints, all saints' day

それから、やっと静かな時期がしばらく続いたのですが、再び叔母から携帯に電話入りました・・・
今度は、叔父が施設で亡くなったとのこと~

今回は、そんなに難しい事ではなかったのですが、また大阪から福岡に出向き、ホテルを借り、いろいろ葬儀の準備などすることに・・

ほぼ葬儀社に任せて、家族葬ですることであったので、そんなに気を使うことはありませんでした。

ただ叔母の旦那が、叔父の葬儀の時に、赤や白の普段着で酔っ払って葬儀に来たので、葬儀社の担当の方々に注意をされていたことが印象的でした。

叔母の旦那が言うには、叔父がこんなに今迄良い思いをして亡くなっていく姿に腹を立てていたようです。

無事に叔父の葬儀も終わり、これで全て福岡でのことは全て上手くやり遂げて、終わり今に至ることになりました。

いろんなことがあった後に僕が福岡で紹介された弁護士といろいろと話をしましたが、血縁関係や相続等々、複雑な法律の兼ね合いなどあるようです。

自分一人ではどうしようもなかったし、周りで助けてくれた方々に大変感謝しています。

大阪城梅林の梅の花

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