離婚は大きなストレスの要因

僕には昔、妹がいました。僕と年の差も2歳違いで、生きていれば結構いいお祖母ちゃんになっていたかもです。

実は僕の妹は27歳の時に誕生日と同じ月日に亡くなりました。内容は伏せておきますが、簡単に言うと家の中での不慮の事故でした。当時、親父が第一発見者で、すぐさまに警察を呼んで検証されました。事故と認定されました。

妹は子供の頃は比較的元気で、やんちゃ娘で、家族みんなを困らせたものです。そんな彼女も良い年になってくると、やはり結婚を意識し始めました。当時は新聞配達をしていたのですが、その時に気の合う男性と巡り合うことができました。

とんとん拍子に付き合いはじめ、結婚するまでの過程に入りました。強引に僕や親を男性の方の実家に連れていき、相手方のご両親に合わせたりさせられました。その後、結婚して2人で家を借りて生活するまでは良かったのですが、それからが大変な毎日になったようです。

貯金があるうちは、良かったのですが、旦那さんが働かなかったので、みるみるうちに生活に行き詰っていきました。妹の体質も精神的なものから太る体質から、瘦せる体質に変化してしまい、最終的にガリガリにまで痩せてしまいました。

僕は、そういう妹の姿を見ているうちに、結婚って幸せそうに見えて憧れるのですが、実は大変なことなんだということを実感しました。特にお金がないとこの世の中、渡っていけません。

今は女性は強くなっていますが、本質は女性は男性についていき、女性は女性なりの役目を生活の中で担っていますよね。

これは今でも変わらないと思ってます。男性は額に汗して働きお金を持ち帰り、女性がそのお金や女性自身で働いたお金、共働きをしたお金を考えて生活をやりくりしていく~この基本の構造は変わらないものだと思ってます。

話は戻りますが、僕の妹はその後、その男性と離婚しました。離婚した後に、帰ってきて、また僕ら家族4人で暮らすこととなりました。しかし帰ってきたのは良いものの、いろんなことが妹の中で起こり始めました。それは精神的な病です。

しばらく家で、平静な生活をしてもらうために家に居てもらうことにしたのですが、それもままなりません。時々、目つきが変わったり、食事をするとき異変があったり、トイレもままならなくなったりで面倒を見るだけでも大変でした。

時間をおいて落ち着いたときに、軽いバイトなどをしに行ったりしていたんですが、車の横転事故など起こしたりでいろいろありました。

本当に見かけだけは、普通に話をし、別に変な行動を起こすようなこともなく、普通の女の子に見えているんですが、妹の心中では相当、離婚したというダメージが強かったように感じます。

ある日、妹の別れた旦那から電話がありました。こんなときに何の電話かと思ったら、結婚していた時に2人で貯めた貯金を返せというものでした。

このとき、僕はホンマに怒り心頭しました!何を今さら言ってきているんだ!離婚したのはお前のせいじゃないか~よくも図々しくお金を返せと言えたものだと言ってやりました。

その後、冒頭で話しましたが、家の中での突然死で、母は気が狂ったように、しばらくの間、泣きじゃくっていました。それはそうですよね~自分の子供が若くして亡くなり、平静を保たれるような母親がどこにいますか?

もう何十年も不景気、不景気と言っている時代が続いていますが、今後も続くような気がしています。皆さん方が安心して暮らせるような世の中になってほしいものです。

離婚はストレスの大きな要因です。

ストレスの順位でも、

  1. 配偶者(夫・妻)や恋人の死
  2. 親族の死
  3. 親しい友人の死
  4. 家族の病気、怪我
  5. 離婚
  6. 配偶者・恋人・子どもの暴力

になっているようです。できることなら家庭円満で穏やかに生活を築いてもらいたいものですね~

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